桂三枝 最後のまつり「精いっぱいにぎやかに」

[ 2012年1月27日 06:00 ]

ド派手な衣装で「最後の三枝まつり」をPRする桂三枝

 7月に「六代桂文枝」を襲名する落語家の桂三枝(68)が26日、大阪市内で会見し、3月4日に大阪・なんばグランド花月で開くイベント「最後の三枝まつり」に向けての意気込みを語った。

 2009年から名前にちなみ同日に開いてきた落語バラエティーショー「三枝まつり」だが、襲名により見納めとなる今回は創作落語の「お祭り代官行列」「大相撲夢甚句」の2席を口演。さらに「腹話術師の川上じゅんさんとの共演や、大相撲の親方を呼んでトークショーもします。最後なので精いっぱいにぎやかに盛り上げたいと思います」と誓った。

 文枝となる来年以降は文月の7月4日にイベントを開催する意向。サンバ風のド派手な衣装で会見に臨んだ理由を「文枝の名前では、こんな格好はできませんからね」と明かして笑わせた。

 また、3月4日を皮切りに6カ月連続でDVD「花王名人劇場 桂三枝たったひとり会」をリリースすることも発表。80年代の人気番組「花王名人劇場」の映像を収録したもので、三枝は「昔は髪の毛もこんなにあったんだなあと。落語も拙いし、うれしいような恥ずかしいような気持ちです」と控えめにPRした。

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2012年1月27日のニュース