巨匠アンゲロプロス監督、バイクにはねられ死去

[ 2012年1月26日 06:00 ]

死去したテオ・アンゲロプロス監督

 映画界の世界的な巨匠でカンヌ国際映画祭パルムドール(最高賞)受賞の「永遠と一日」などで知られるギリシャのテオ・アンゲロプロス監督が24日、アテネ近郊で新作映画の撮影中、道路を渡ろうとしてバイクにはねられ、搬送先の病院で死去した。76歳だった。ギリシャ紙カティメリニ(電子版)などが伝えた。

 35年アテネ生まれ。フランスで映画を学び、ギリシャに戻って映画評論家となった後、映画製作を始めた。「旅芸人の記録」(75年)で名声を確立。独特の長回し撮影による映像で知られた。

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2012年1月26日のニュース