広島VS兵庫 知事合戦!大河「平清盛」の“場外戦”続く

[ 2012年1月25日 06:00 ]

NHK大河ドラマ「平清盛」主演の松山ケンイチ

 NHK大河ドラマ「平清盛」(日曜後8・00)の映像をめぐり、兵庫県の井戸敏三知事が「真っ青な瀬戸内海の色が出ていない」と批判したことに対して、広島県の湯崎英彦知事が反論した。24日の会見で「瀬戸内の海は翡翠(ひすい)色」と指摘。批判を繰り返す井戸知事に、防戦一方だったNHK側は“援軍”を得た格好。清盛ゆかりの県同士の知事間で今後の合戦が注目される。

 湯崎知事は「瀬戸内の海は青ではなく、深い緑。それが瀬戸内の特長であり、美しさ」と発言した。井戸知事が第3回放送翌日の23日、「船が浮かんでいる場面などで真っ青な瀬戸内海の色が出ていない。“これは瀬戸内海と言えるのか”という話になりかねない」と述べたことに対して、真っ向から反論した。

 海上のシーンは広島県呉市がロケ地。湯崎知事は会見中に再び画質についての見解を問われると「人それぞれ受け止め方があると思うんですけど」と前置きしつつ、「瀬戸内の海は、緑です!」と笑いながら念を押した。

 井戸知事の“口撃”は8日の初回放送後の10日、記者会見で「画面が汚い。チャンネルを回す気にならない」などと発言し、火ぶたを切った。その後、「画質を変えるつもりはない」とした局側に対し、井戸知事は23日に「今“変えます”といえば(NHKの)全面敗北」と、挑発的とも取れる発言をするなど、対立構図が深まっていた。

 一方で、湯崎知事はこれまでの記者会見でも「今風のリアリズムを追求した感じの映像で良かった」などと、ドラマを評価してきた。この日の会見でも、画質にこだわり続ける井戸知事と異なり「清盛は従来悪役のイメージだったが、そんな人物が持つ政治家やアントレプレナー(起業家)、ある意味で革命家としての部分に評価を当てたドラマ。それを一番期待している」と好意的見解を示した。

 兵庫県は、清盛が築いた福原京が現在の神戸市兵庫区にあった。広島県も厳島神社や景勝地「音戸(おんど)の瀬戸」など清盛ゆかりの地がある。両県とも大河ドラマに合わせた観光PRを進めており、視聴率を上げたいという点で利害は一致しているはずが、意見は真っ二つ。大河を取り巻く“場外戦”は、視聴率横ばいが続くドラマ顔負けの盛り上がりを見せ始め、“平成の源平合戦”となるか注目だ。

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