AKB「ユニット祭り」で新境地!トリ前田敦子も手応え

[ 2012年1月24日 06:00 ]

<AKB48ユニット祭り>熱唱する前田敦子(中央)らAKB48

 AKB48の「AKBユニット祭り」が23日、東京・水道橋の東京ドームシティホールで行われた。グループ史上初の試みとして「ノースリーブス」「フレンチ・キス」ら派生ユニット5組とソロデビューを果たした5人が総出演。トリを務めた前田敦子(20)は「Flower」を熱唱し「いつもとは違って新しい」と新たな試みの成功に手応えを感じていた。

 ファン投票で人気楽曲ベスト100を発表するイベント「リクエストアワー セットリストベスト100」から一夜明けたこの日。大島優子(23)がセンターを務める「ヘビーローテーション」の2連覇で幕を閉じた会場でトリを務めたのは不動のエースだった。

 高橋みなみ(20)に「最後はこの人に締めくくってもらいましょう」と呼び込まれ、清そな白いドレスを着た前田はデビュー曲「Flower」を感情を込めて歌唱。約2000人の観客は静かに聞き入った。前日とは異なる盛り上がりを見せ「いつもとは違う雰囲気。新しかった」と満面の笑みを浮かべた。

 イベントにはアダルトな魅力が特長のノースリーブスやダンスユニットDiVAら個性あふれるユニット5組と前田、板野友美(20)らソロデビュー組5人の計10組が勢ぞろいし、「祭り」にふさわしい内容となった。新たなユニットとして前田、高橋ら6人で結成された「セブン&アイグループ」の企画ユニット「セレクション6」もお披露目された。Not yetの大島は「ユニットだけだと楽屋がすっからかんだった」と総勢151人が出演した前日との違いを明かし笑いを誘った。

 昨年から今年にかけて派生ユニット、ソロデビューのメンバーが急増。昨年は1月の板野を皮切りに、3月のNot yet、5月のDiVAと矢継ぎ早にデビュー。6月には前田もソロデビューを果たした。今年は岩佐美咲(16)渡辺麻友(17)指原莉乃(19)の3人が春までにCDデビューすることが決定。総合プロデューサーの秋元康氏(55)の意向もあり、増えたユニットを勢ぞろいさせて1つのイベントとして開くことになった。

 高橋は「もっとユニットが増えて、このイベントが恒例になってほしい」と話した。

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