「110番使い分けて」桜庭ななみが一日通信指令本部長

[ 2012年1月10日 11:53 ]

一日通信指令本部長を務める女優の桜庭ななみ

 「110番の日」の10日、映画やテレビCMで活躍する女優の桜庭ななみ(19)が警視庁の一日通信指令本部長を務め、緊急の事件や事故以外では警察相談専用電話を利用するなど「110番は使い分けが大切」と呼びかけた。

 制服姿で警視庁本部の指令センターを訪れた桜庭は、ひったくりを想定した模擬110番の受理を体験。通報者に「けがはありませんか」「犯人は何人でどこに向かいましたか」と尋ね、受理内容を踏まえ警察官に現場出動を指令した。

 桜庭は「通報する方は慌てていることが多いと思うので、こちらが冷静にならなければならず難しかった」と感想を述べた。

 警視庁は昨年1年間、約177万件の110番を受理。そのうち1割は緊急性のない相談や問い合わせだった。警察相談専用電話の番号は全国共通の「♯9110」。携帯電話でもかけられる。

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2012年1月10日のニュース