“最後のヒロイン”貫地谷しほり 泣き崩れた 川原亜矢子「こんな形で…」

[ 2011年12月24日 07:08 ]

森田芳光さんの通夜に駆けつけ、思い出を語る役所広司

 急性肝不全のため20日に61歳で亡くなった映画監督の森田芳光(もりた・よしみつ)さんの通夜が23日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。

 森田作品最後の「僕達急行」でヒロインを務めた貫地谷しほり(26)は公開前の急死にショックを隠せない様子。昨年11月の打ち上げで会ったのが最後といい「頑張ってキャンペーンして大ヒットを監督に伝えたい」と決意を述べ、泣き崩れた。

  ▼秋吉久美子(「の・ようなもの」主演) 私が出演した「透光の樹」をご覧になり、「大人になった秋吉久美子とまたやりたい」と何年か前におっしゃっていたと人づてに聞きました。駆け引きのない、素直な心でもう一度出会いたかった。遺影は若々しくて30歳くらいの時の森田さんとちっとも変わっていませんね。まだまだ素晴らしい作品を撮ってほしかった。

 ▼川原亜矢子(「キッチン」に主演)私を女優に導いてくれたのが森田監督でした。18歳のデビュー作。「思った通り素直に主人公になりなさい」と優しく見守ってくれました。あれからお会いする機会がなく、こんな形の再会になるなんて…。

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