笑福亭松喬　がん治療のため入院「早く治して高座に」

　落語家・笑福亭松喬（６０）が肝臓がんの治療のため、２３日から大阪市の大阪府立成人病センターに入院する。所属の松竹芸能が２２日に発表した。

　今月６日から１１日まで大阪市内で開かれた独演会「ひとり舞台ファイナル」出演後の１２日に「体がだるくて腰が重い」などの体調不良を訴え、市内の病院に検査入院。今週初めに、がんが早期発見された。

　関係者によると松喬は「一刻も早く治して高座に上がりたい。そのために全力で治療に当たる」と話しているという。手術を予定しているが、退院時期などは未定。年末年始の天満天神繁昌亭の落語会など、当面の間は出演を取りやめる。