号泣!そして最終回へ…「家政婦のミタ」35分遅れも28・6%

[ 2011年12月15日 10:00 ]

 松嶋菜々子(38)主演の日本テレビ系連続ドラマ「家政婦のミタ」(水曜後10・00)の第10話が14日に放送され、平均視聴率が28・6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。第10話は15分拡大版で放送され、サッカーの「トヨタプレゼンツ FIFAクラブワールドカップ準決勝」中継放送により、午後10時35分から放送された。

 前回の27・6%からは1・0ポイント上昇、今年放送のドラマで最高を記録した第8話の29・6%には届かなかったものの、今年のドラマでこれも2番目の数字となった。これで6週連続20%超えとなり、10話までの平均も23・4%となった。

 松嶋演じる“笑わない・媚びない・色気もない”、無口で無表情な冷血漢だが、完ぺきなスーパー家政婦・三田灯が家事を通じてさまざまな家庭の問題を解決していくホームドラマ。三田の世話になる一家の主人役で長谷川博己(34)、その義妹役で相武紗季(26)、長女役で忽那汐里(18)が出演している。

 第10話では、阿須田家に戻った三田(松嶋)は亡くなった夫と息子の幻覚をたびたび見るようになり、激しく動揺する。一方、海斗(綾部守人・13)が授業参観に母親の感謝状を読むことになる。父親宛てでもいいというので、納得できないながらも父親への感謝状を書き始めていると、三田が書きかけの作文を取り上げて破り捨ててしまう。三田の中で阿須田家の人々への愛情が日々深まっていく。そんな矢先、三田を手伝っていた希衣(本田望結・7)が火傷を負ってしまい、やはり自分が周りの人を不幸にするという呪縛から逃れられない三田は息子と夫との思い出の遊園地へ。駆け付けた阿須田家の子供たちの前で号泣しながら思いをぶつける…という展開だった。

 いよいよ次週は最終回。“私たちのお母さんになって”という阿須田家の子供たちからの業務命令を「承知」したミタの真意とは?そして、ミタは笑顔を取り戻せるのか?最後まで見逃せない展開が続く。最終回の直前にはスペシャル番組「さよなら『家政婦のミタ』特別版」(21日後9・00)の放送も予定されており、本編も15分拡大で放送される。

 今や社会現象となっている「家政婦のミタ」。最終回では、07年放送のTBS系連続ドラマ「華麗なる一族」(木村拓哉主演)が最終回で記録した30・4%以来となる、4年半ぶりの30%超えはあるのか。どこまで数字が伸びるか、最後まで目が離せない。

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2011年12月15日のニュース