“埋もれた存在”だった岩佐美咲 転機は「津軽海峡・冬景色」

[ 2011年12月6日 10:04 ]

演歌歌手デビューを控え、こぶしをつくって歌唱レッスンする岩佐美咲

 AKB48から初の演歌歌手が誕生する。「渡り廊下走り隊7」の一員で、チームA所属の岩佐美咲(16)。来年2月1日にソロデビューシングル(タイトル未定)を発売することが決まった。

 演歌歌手への道は、苦悩から生まれた。

 大人数のAKBで注目されるのは選抜メンバーばかり。岩佐は文字通り“埋もれた存在”だった。もちろん選抜も未経験。「キャラがないことが悩みで、何も個性がない普通の人だった」と振り返る。

 転機は昨年10月にAKBのイベントで行われたカラオケ大会。岩佐は石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」を熱唱した。「“おお、演歌だ”みたいな雰囲気が客席から感じ取れて、私の曲でファンの方が盛り上がってくれてるんだなと思って凄いうれしかった。そこで“岩佐=演歌”ってイメージがついたんです」。演歌は岩佐にとっての個性。バラエティー番組でも演歌を歌うなど、その個性を磨いてきた。

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