ジェロが“必殺仕事人”に母大喜び「親孝行ができました」

[ 2011年12月2日 09:00 ]

マイクがライトセーバーのような“刀”に…PVで歌う仕事人を演じたジェロ

 黒人演歌歌手ジェロ(30)が必殺仕事人になった。元日発売の新曲「夜明けの風」が時代劇「必殺仕事人」シリーズを題材にした「ぱちんこ必殺仕事人4」のテーマ曲に決定。ミュージックビデオでマイクを武器にした仕事人を演じている。

 同曲は長く必殺シリーズの音楽を担当してきた平尾昌晃氏の作詞作曲。ジェロの太い低音がはまった男くさい歌で、デビュー曲「海雪」など全シングルが女性目線の歌だった中、9作目で初の“男歌”になっている。

 ビデオは83~84年に放送された「必殺仕事人4」の映像に、ジェロの出演シーンを織り込んで制作。昼は「歌い屋のジェロ」として、着物にトレードマークのキャップをかぶり、手にはマイク。だが、夜になると黒い着物を羽織った仕事人へと変身。マイクが剣のように伸び、スターウォーズのライトセーバーのような武器になる。殺陣にも初挑戦し、歌いながら悪党を斬り倒している。

 ビデオには昨年他界した藤田まことさんをはじめ、京本政樹(52)や山田五十鈴(94)らおなじみのメンバーが登場。京本は「必殺に関わっている人間としても、ファンとしても待望の曲。(パチンコ台の完成も含め)藤田さんもきっと喜んでくれている」と話した。

 米ピッツバーグ在住のジェロの母・晴美さん(60)は時代劇の大ファンで、今回のテーマ曲起用に大喜び。ジェロは「母が一番喜んでいて、またひとつ親孝行ができました」と胸を熱くしている。

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2011年12月2日のニュース