小林幸子 被災地に2000キロの義援米「5カ月前は笑顔がなかったけど…」

[ 2011年11月21日 11:37 ]

陸前高田市へ義援米を届けた小林幸子

 歌手の小林幸子(57)が20日、東日本大震災で被災した岩手県陸前高田市と宮城県気仙沼市を訪れ、計2000キロの義援米を届けた。

 出身地である新潟県の旧山古志村(現長岡市)で今秋収穫されたばかりのコシヒカリ。同地域で小林が所有する「小林幸子田」で取れた約300キロのほか、500世帯から1升枡(ます、約1.5キロ)以上の米を募るなどして集められた。

 最初の慰問先となった陸前高田市では1キロずつパッケージされた米を1000人に手渡し。「おんなの酒場」「雪椿」など5曲も披露し、「5カ月前に来たときは笑顔がなかったけど、きょうはみなさんの表情が明るくなっていてホッとした」と感無量の表情。

 医療関連会社「TESホールディングス」社長の林明男氏(49)と15日に婚姻届を提出した新妻は住民から「林さん、おめでとう」と祝福され、照れ笑いを浮かべる一幕もあった。

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2011年11月21日のニュース