ハル・カンター氏死去 「ジュリア」で黒人女優を主役起用

[ 2011年11月9日 11:56 ]

 米脚本家、映画監督のハル・カンター氏が6日、肺炎のためロサンゼルス市内の病院で死去した。92歳。8日付のロサンゼルス・タイムズ紙などが報じた。

 ジョージア州出身。ラジオやテレビのコメディー番組の脚本家を経て1957年、人気上昇中だったエルビス・プレスリー主演の映画「さまよう青春 ラヴィング・ユー」の監督、脚本を担当。

 68~71年に制作した黒人の女性看護師が主役のコメディードラマ「ジュリア」がヒット。家政婦役以外で黒人女優を主役に起用したのは、当時としては画期的だった。(共同)

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2011年11月9日のニュース