NHK 暴力団との関係あれば「紅白」出場取り消す

[ 2011年10月7日 06:00 ]

 NHKの松本正之会長は6日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、暴力団排除条例が全国で施行されたことによる「紅白歌合戦」への影響について「暴力団との関わりはあってはならないこと。出場者にそういうことがないよう選考を総合的に行い、あった場合は解除する」と発言。出場歌手が正式発表された後でも、大みそかの本番当日までに暴力団との関係が明らかになった場合は出演を取り消すことを明らかにした。

 会見では、今年の紅白のテーマが「あしたを歌おう。」になったと発表。同席した担当者は「被災した皆さんが自ら歌った歌、復興の歩みにエールを送った歌などにあらためて歌の力を感じさせられた」と強調。震災直後から被災地の避難所で歌われていた唱歌「あすという日が」や、千昌夫「北国の春」などが歌われる場面がありそうだ。

続きを表示

2011年10月7日のニュース