上地イベントで熱中症続出…「申し訳ない」と謝罪

[ 2011年8月11日 06:00 ]

熱中症とみられる症状で倒れたイベント参加者

 日本列島は10日、太平洋高気圧の影響で猛烈な残暑となり、全国で熱中症で倒れる人が相次いだ。芸能界でもタレント上地雄輔(32)のイベントで30人以上が病院に搬送された。

 横浜市中区海岸通の大さん橋で行われた上地の写真集「KY」発売イベントでは、手足の震えや目まいなどを訴えた10~40代の女性36人が熱中症で病院に運ばれ、7人は入院が必要と診断された。ほか29人は軽症。イベントはファンが屋外で「KY」という人文字をつくる内容で、徹夜組を含め約3000人が集結。炎天下で1000人以上が並んで待っていた中で倒れる人が続出し、イベント後半は中止された。

 上地の所属事務所はこの日夜、ファクスで報道各社に謝罪コメントを送付。「大変な猛暑日でしたので、熱中症のほか、気分を悪くされた方が多数おられました。関係当局ともに協議したところ、イベント続行が大変危険との判断をさせていただきました」と説明した。

 上地本人もブログで「予想をはるかに超える人や暑さの中、さらなる混乱を避けるため中止にせざるを得なかったことを本当に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪した。

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2011年8月11日のニュース