ヒチコックのフィルム発見…サイレント映画

[ 2011年8月5日 06:00 ]

フィルムが見つかった映画「ホワイト・シャドー」の一場面

 サスペンス映画の巨匠アルフレド・ヒチコック(1899~1980年)が監督となる直前の時期に製作に関わった映画のフィルムの一部が、ニュージーランドで保管されていることが分かった。

 全米映画保存基金(サンフランシスコ)が3日、明らかにした。9月にハリウッドで公開される。作品は1923年製作のサイレント映画「ホワイト・シャドー」。監督はグラハム・カッツで、ヒチコックは脚本や編集、美術監督を担当した。共同電によると映画は6本のフィルムで構成され、うち3本が見つかった。長さは計30分程度とみられる。残りの3本は現存しない可能性が高いという。

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2011年8月5日のニュース