実は野球部OB 間寛平 母校初出場に「やっときました」

[ 2011年8月2日 07:14 ]

 全国高校野球選手権大阪大会で東大阪大柏原が甲子園初出場を決めた1日、芸能界の同校OBが祝福の声を寄せた。野球部OBでもあるタレント・間寛平(62)は「やっときました!」と喜びを爆発させた。

 この瞬間を待っていた。青春時代を過ごしたあのころから40年以上。大阪市内でテレビ番組の収録中だった寛平は「おめでとうございます。待ちに待った甲子園です、やっときました!スケジュールさえ合えば応援に行きますので。本当におめでとうございました」と細い目をいっそう細めた。

 東大阪大柏原高(当時は柏原高)2年夏まで野球部に所属。「タフな体にしてもろたんは先輩に山へ連れて行かれて、足腰を鍛えまくられたおかげ」と話す。当時から府内では強豪だっただけにレギュラーをつかむことはできなかったが、後にアースマラソンを完走することになる強じんな肉体の原型は高校時代に形成された。

 今でも1年時と3年時の担任教諭とは親交があり、アースマラソン中も節目には国際電話をかけた。母校の成績は毎年気にかけており、「大阪の4強くらいまで行くけど、甲子園に行けなくて残念やなといつも思ってる」と話していた。

 また、同校にとっても寛平は誇り。アースマラソンのゴール目前だった1月には道路脇で「寛平先輩 地球走破 おめでとうございます!」と書いた横断幕を掲げ、必死に声援を送った。後輩たちに夢と希望を与えた寛平にとって、甲子園出場は最高の恩返しとなった。

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2011年8月2日のニュース