郡山在住GReeeeNメンバー…被災地から「命」歌う

[ 2011年7月29日 08:35 ]

 男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が2年半ぶりに映画のテーマ曲を手掛けた。さだまさし(59)原作で話題の感動作「アントキノイノチ」(11月19日公開)の主題歌「恋文~ラブレター」。東日本大震災後、歯科医として「命」と向き合ったメンバーが書き下ろしたこん身のラブソング。09年の「ROOKIES」以来の映画主題歌起用とあって、新たなヒットが期待されている。

 「恋文」はGReeeeNが得意とする“胸キュン”ラブソングの決定版。ミドルテンポの切ない曲調に「また明日ねって言って笑うアナタに こんなにも好きだと気付く」と、日常で感じる何げない愛を描いた。

 メンバー4人は福島県郡山市在住。いずれも歯科医として働きながら音楽活動を続けている。3月11日の大震災後、HIDE(32)は犠牲者の検視作業に従事。歯形などから身元不明の遺体を特定する作業に参加し、避難所での被災者の歯科治療も手伝った。一方でメンバーの中には一時他県への避難を余儀なくされた者もいた。

 その経験を踏まえ、メンバーは「命」をテーマにした映画の主題歌を、当たり前の日々の暮らしを通して描いた。メンバーは「大切な人を感じながら、何げない出来事を話したり、あしたの希望を考えたり、また好きになったりすることで、生きたイノチの意味を感じられると思っています」と歌に込めた思いを明かしている。

 「アントキノイノチ」は、心を閉ざしてしまった男女が「遺品整理業」という仕事を通じ、失われた命や残されたモノに触れることで、生きる勇気を少しずつ取り戻していく物語。岡田将生(21)榮倉奈々(23)が主演する。

 映画の製作委員会の幹事社はTBS。GReeeeNは08年に同局のドラマ「ROOKIES」の主題歌「キセキ」を、09年の映画版でも「遙か」を歌った。作品のヒットとともに主題歌も2曲合計で約100万枚を売り上げ、配信も1000万ダウンロードの大ヒット。2年半ぶりの黄金タッグにヒットの予感だ。

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