瀬戸朝香「あの時代の女性は強くなくては生き抜いていけない」

[ 2011年7月18日 14:34 ]

映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」のクランクアップ記者会見に登場した瀬戸朝香

 女優の瀬戸朝香(34)と田中麗奈(31)が18日、都内のホテルに行われた2012年正月映画「聯合艦隊司令長官 山本五十六」のクランクアップ記者会見に、主演の役所広司(55)、原田美枝子(52)らと出席した。

 瀬戸は小料理屋「志津」の女将・谷口志津を演じた。役どころについて「あの時代の女性は強くなくては生き抜いていけない。私の演じた志津も少し悲しみを持っているがそれを表には出さずにでーんと構えている女性。ポロっと本音を打ち明けるところもありますが、それもさらっと自然な感じで、やっていたところがこの役では重要なシーンだった」と語った。

 「志津」の店の客でダンサーを演じた田中は「当時の女性は自由が制限されていたりとか、自分の感情を押し殺さなければいけない状況がたくさんあったと思う。その当時の女性の強さもその苦しみの中から生まれたものだったのかな」と当時に思いをはせていた。

 また、五十六の妻・禮子を演じた原田は夫・五十六を演じた役所について「五十六さんは懐が深くて、人間として温かい人。(役所さんも)懐が深くて温かい五十六さんを(イメージどおりに)演じている」と絶賛した。

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