最後に大台突破!「マルモのおきて」7ポイント近くアップ!

[ 2011年7月4日 10:38 ]

フジテレビ系ドラマ「マルモのおきて」で主人公の双子を演じる鈴木福(右)と芦田愛菜

 3日に最終回を迎えた芦田愛菜(6)と阿部サダヲ(41)がW主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ「マルモのおきて」(毎週日曜後9・00)の最終回平均視聴率が23・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。瞬間最高視聴率は27・5%だった。全話の平均は15・8%。

 フジテレビ新設日曜9時ドラマ枠「ドラマチックサンデー」の第3弾として放送された本作だが、同枠のドラマでは前2作品が全話平均でひとケタと苦戦が続いていた。本作も芦田がわずか6歳で連続ドラマ初主演を果たすなど、話題性はあったものの、初回は11・6%と厳しいスタートだった。

 しかしその後、「薫と友樹、たまにムック。」名義で芦田と鈴木福(6)が歌う主題歌「マル・マル・モリ・モリ!」がオリコン初登場3位を記録するなど、子供たちを中心に大人気となったこともあり、視聴率は回を追うごとに右肩上がりで上昇。先月26日に最終回を迎えたTBS系連続ドラマ「日曜劇場・JIN―仁―」とも白熱した争いを繰り広げ、大きな話題を呼んだ。通常なら下降するはずの時間帯に瞬間最高視聴率を記録するなど、異例づくしの快進撃だった。

 90分の拡大版で放送された3日の最終回は、放送前に双子役の子役、芦田と鈴木が司会を務める宣伝番組「泣いて笑って2時間マルマル!元気モリモリSP」も放送されるなど、万全の態勢で放送。さらには、10日スタートの同枠の新ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン☆パラダイス~」で主演を務める「AKB48」の前田敦子(19)もゲスト出演した。満を持しての放送となった最終回はこれまでの最高17・2%(第9話)を大きく上回り、23・9%を記録。一気に6・7ポイントも上昇し、有終の美を飾った。

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2011年7月4日のニュース