そうなんだよね…松下奈緒「人間って一筋縄ではいかない」

[ 2011年7月3日 14:44 ]

NHK「ドラマ10 胡桃の部屋」スタジオ撮影会に登場した松下奈緒

 女優の松下奈緒(26)が3日、都内で行われたNHK連続ドラマ「ドラマ10 向田邦子ドラマ 胡桃の部屋」(7月26日スタート、毎週火曜日後10・00)のスタジオ撮影会に出席した。松下は昨年ヒットした「朝の連続テレビ小説 ゲゲゲの女房」以来のNHK連続ドラマ主演となる。

 主人公の三田村家の次女・桃子を演じる松下。「人間って一筋縄ではいかないんだと思わせてくれる向田さんらしい作品。桃子という役を通じて、家族の在り方、家族の絆をビビットに受け入れて、それをお芝居に反映していただけたらと思います」と話した。

 以前から向田作品のファン。「憧れの役をいただけて、最初は驚きましたけど、普通の役を普通にやれるのが今回の一番の難しさでもあり、面白さでもある。桃子は弱さを見せることができないところが魅力。耐えることもあれば、爆発するところもある。感情的になるシーンは楽しんでやらせていただいています」と微笑んだ。

 1980年頃の東京を舞台に、突然のリストラで蒸発してしまった父の代わりに一家の大黒柱になろうと奮闘する次女・桃子(松下)を中心に、それぞれに問題を抱え、苦境に立たされている家族が再生していく姿をユーモアを交えながら描く向田作品らしいホームドラマ。放送は7月26日から8月30日までの全6回。共演は井川遥(35)、臼田あさ美(26)、瀬戸康史(23)、蟹江敬三(66)、竹下景子(57)ら。

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