田代まさし被告 有罪判決「心の病治療したい」

[ 2011年7月2日 06:00 ]

 覚せい剤取締法違反(使用、所持)などの罪に問われたタレント田代まさし(本名政)被告(54)に、横浜地裁は1日、「薬物への常習性が顕著だ」などとして懲役3年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。薬物事件で有罪判決を受けたのは02年と05年に続いて3回目。判決理由で宮本孝文裁判長は「主体的に覚せい剤を使用し、所持した量も多量で悪質」と述べた。

 田代被告は黒のスーツ姿で眼鏡をかけ、判決言い渡しに先立ち再開した審理の最終意見陳述で「罪を償って社会復帰し、心の病を治療したい」と小さな声で話した。

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2011年7月2日のニュース