新国立劇場12月のオペラ 原発影響でソプラノ歌手降板

[ 2011年6月18日 06:00 ]

 新国立劇場(東京都渋谷区)は17日、12月に予定されているオペラ「こうもり」について、ルーマニア出身のソプラノ歌手イルディコ・ライモンディが福島第1原発の事故の影響を懸念して出演を取りやめたと発表した。

 代役はドイツ出身のアンナ・ガブラー。ライモンディはウィーン国立歌劇場などにも出演している。同劇場は降板理由を「原発事故の影響を懸念し、日本に長期滞在することが困難と決断されたため」と説明。東日本大震災と原発事故の後、海外アーティストの来日中止が相次いでいる。

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2011年6月18日のニュース