桂きん枝 震災特別公演に自ら出演を打診

[ 2011年6月11日 06:00 ]

「第1回 東日本復興を祈る特別公演 ささえよう日本」に出演する桂きん枝

 落語家・桂きん枝(60)が、7月7日に大阪・天満天神繁昌亭で開催される「第1回 東日本復興を祈る特別公演 ささえよう日本」に出演することになり10日、大阪市内で会見した。

 震災後、自分に何かできないか考えていたといい「吉本も義援金など支援活動をしているし、僕から公演をやりたいと言った。復興に向けて、長いスパンで続けていきたい」と意図を説明。ほかに桂小枝(56)らが高座を務め、収益金の全てを日本赤十字社を通じて被災地に届ける。8月30日には同所で第2回が開催され、兄弟子の桂三枝(67)らが出演。福島県から関西に避難している学生を招待するという。

 きん枝は7月8日にも同所で落語会「生誕六十年を笑う会」を開催。昨夏の参院選落選など波瀾(はらん)万丈の60年に「人生、谷あり谷ありでしたわ」と苦笑いしながらも「落語は年齢を重ねて熟成するもの。僕も60歳になり、ちょっと地に足がついてきたと思う」とPRした。月亭八方(63)や三遊亭円楽(61)らがゲスト出演し、落語のほか3人による“同世代トーク”も展開する。

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2011年6月11日のニュース