主演・大空祐飛の演技を大石静氏絶賛

[ 2011年5月21日 06:00 ]

「美しき生涯」舞台。石田三成を演じる大空祐飛

 宝塚歌劇宙組公演「美しき生涯」―石田三成 永遠(とわ)の愛と義―(石田昌也演出)が20日、宝塚大劇場で初日を迎えた。原作者でNHK大河ドラマ「功名が辻」も手がけた大石静氏も駆けつけ、主演の大空祐飛の演技を絶賛した。

 石田三成と淀君との報われぬ恋を描き、秀頼は2人の子であるという大胆な新解釈で描いた歴史ロマン。外部脚本家の起用は平岩弓枝氏以来30年ぶりという大石氏の書き下ろしだ。

 初日の舞台を観劇した大石氏は「清廉な三成は独特の透明感のある大空さんにはぴったりだと思ったが予想以上でした。ラストシーンは泣かされました」と大感激。「これが大ヒットしたら、次は洋物を書きたい」と早くも第2作の構想を温めていた。公演は6月20日まで。

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2011年5月21日のニュース