「B’z」北米ツアー開催!受賞で認知度UP

[ 2011年4月19日 06:00 ]

 ロックデュオ「B’z」が7月に北米3都市を回るツアーを行う。03年以来で3度目。今年2月にはギタリストの松本孝弘(50)が、ラリー・カールトン(63)との共作「TAKE YOUR PICK」でグラミー賞を受賞し、米国内での認知度が急上昇。現地のミュージシャンからもライブ開催を求める声が上がっていた。

 7月20日にカナダ・バンクーバー(YVR)、同22日にサンフランシスコ(SF)、同24日にロサンゼルス(LA)で公演。いずれも会場は約3000人規模で、合計約1万人の動員を見込む。

 SF会場の「ザ・フィルモア」は60年代に故ジミ・ヘンドリックス氏やドアーズ、クリームも演奏したロックの聖地。LA会場の「クラブ・ノキア」は、グラミー賞授賞式が行われるステイプルズセンターに隣接。松本にとっては受賞後の“凱旋”的ステージになる。

 東日本大震災後、メンバー2人は米バンド「リンキン・パーク」らとともに、募金で未発表曲がダウンロードできるチャリティーサイトに参加。「HOME」(98年)の英語詞版を提供するなどした。スタッフによると「被災地にエールを送ることができるよう、北米ライブを何らかの形で見ていただけるように動きだしている」という。

 帰国後は国内ツアーを予定。開催を見送っている東北公演に関連し「一日も早い復興をお祈りするとともに、公演の実現に向け検討を進めている」(スタッフ)としている。

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2011年4月19日のニュース