震災直後に制作した応援ソング 宮城限定の応援CMに

[ 2011年4月12日 08:24 ]

suzumokuの楽曲が使用される「ティンパンアレイ」のCM

 3月11日に発生した東日本大震災で、仙台で被災したアーティスト、suzumoku(スズモク)の楽曲「僕らは人間だ」が、宮城県限定の応援CMに使用されることが決まり、12日から放映が始まった。

 「僕らは人間だ」は、被災体験をもとに急きょ制作、震災3日後にYouTubeにアップしたもの。「取り戻してみせよう、いつかの日常を」「ここから生きるんだ、僕らは人間だ」など被災地を励ますメッセージが、仙台市内に店舗を構えるアパレル企業「ティンパンアレイ」の目に留まり、CMに起用される運びとなった。

 suzumokuは今回のCM起用にあたり、「今の自分に何が出来るのかをひたすら考え、出した答えの一つが“僕らは人間だ”という曲でした。今回、この曲をCMに起用して頂き本当に嬉しい限りです。被災時に支えて下さった皆様への恩返しとともに、今後の宮城復興への強き意思とともに、少しでもお役に立てればと思っています」と思いを語った。

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2011年4月12日のニュース