内崎まさとし氏 東北高野球部に「らんぽう野球」のススメ

[ 2011年3月21日 06:00 ]

東日本大震災

 第83回選抜高校野球大会(23日から12日間、甲子園)に出場する東北高(宮城)のOBで漫画家の内崎まさとし氏(53)が後輩にエールを送った。

 78年から87年にかけ大人気を得たギャグ作品「らんぽう」で知られる内崎氏は入学から1年間、同校の野球部に在籍しており「誇らしい後輩ですよね。被災地、県民を代表して頑張ってほしい」と話した。

 東北高野球部の伝統は「粘り強さ」にあるといい、「逆境をバネにしてほしい」とエール。「昔はひたすら根性、根性という感じもあったけど、今は粘りに加えて明るくやってる印象がある。それもいい方に出るんじゃないかな」と話した。

 被災地の期待という大きな重圧がナインにのしかかる中、「らんぽう野球」を推奨。理屈無用の底抜けに明るい作風を引き合いに「あまり考えこまず、背負い込まず、開き直ってやってほしい」と励ましの言葉を贈った。

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2011年3月21日のニュース