辻井伸行さん 11月NYデビュー!カーネギーホールでリサイタル

[ 2011年3月9日 16:47 ]

 ピアニストの辻井伸行さん(22)が11月、クラシック音楽の殿堂カーネギーホール(米ニューヨーク市)でリサイタルを開き、同市での本格デビューを飾ることが9日までに分かった。

 リサイタルは同ホールが主催。同ホールのコンサート予定によると、「鍵盤の達人2」と銘打ったシリーズの一つで、11月10日夜に開催。演奏曲目は発表されていない。

 同シリーズにはマウリツィオ・ポリーニ氏、アンドラーシュ・シフ氏ら世界的なピアニストも名を連ねている。来年4月には内田光子さんによるシューベルトのソナタ3曲のリサイタルも予定されている。

 辻井さんは生まれた時から全盲で、2009年6月に米テキサス州で開かれた第13回バン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝。その後、日本国内や世界各地でリサイタルを開いている。

 ▼辻井伸行さんの話 内田光子さんやポリーニさんといった、僕にとって神様のような存在である方々と並んでリサイタルを開けるなんて、とても光栄です。楽しみですが、少し緊張もしています。出演者の中では、僕が一番の新人なので、ニューヨークの皆さんにも名前を知ってもらいたい。(共同)

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2011年3月9日のニュース