AKB48新アルバムに総勢200人バラード曲

[ 2011年3月6日 06:00 ]

AKB48・握手会イベント。壇上で笑顔を見せる(前列左から)峯岸みなみ、渡辺麻友、高橋みなみ、前田敦子、大島優子、板野友美、指原莉乃、高城亜樹、(後列左から)大場美奈、北原里英、宮澤佐江、小嶋陽菜、篠田麻里子、柏木由紀、横山由依、鈴木紫帆里

 AKB48が5日、さいたまスーパーアリーナで新曲「桜の木になろう」の発売記念握手会を開催した。2万2500人のファンが集結。来月発売する新アルバムの概要も発表され、AKB48と姉妹グループのメンバー全員が参加する壮大なバラード曲が収録されることが決まった。

 昨年11月に行った前々作「Beginner」の発売記念握手会に続く同所での開催。日本最大級のアリーナを埋め尽くした観客に、大島優子(22)は「うれしい限りです」と飛びっきりの笑顔。「会いたかった」など3曲を披露し、会場は大歓声に包まれた。

 先月16日に発売した「桜の木…」は2週間で99・7万枚を売り上げ、この日までに100万枚を突破。大島はトーク中に「ミリオン達成しました~!」と絶叫。前田敦子(19)は「知らなかったです…」と驚いた表情を見せるも、「凄くうれしいですね。ここに会いに来てくれた皆さん、ありがとうございます」と感謝した。

 この日のイベント中に、来月6日に発売する新アルバム「ここにいたこと」の概要を発表。写真家・蜷川実花さん(38)が撮影したジャケット写真も初公開された。メンバー14人がサーカス団となり、さまざまなコスプレを披露。初回盤には、蜷川さんがメンバーを撮り下ろした100ページの豪華写真集も付いている。

 アルバムの最後に収録されるタイトル曲「ここにいたこと」は、スローテンポのバラード。AKB48に加え、名古屋・栄の「SKE48」、大阪・難波の「NMB48」、姉貴分ユニット「SDN48」の正規メンバー全員、さらに研究生も歌唱。総勢200人近くが参加し、AKB48版「We Are The World」とも言えそうだ。

 曲のタイトル通り、AKB48が存在する今この時代に、メンバー、スタッフ、ファンらAKB48に関わるすべての人が「ここにいたこと」をいつまでも語り継ぐ、そんな内容の1曲。ファンにとっては1カ月後の発売が待ち切れない待望のアルバムになりそうだ。

 <聴いてチュセヨ~SDNも途中登場>握手会の途中には、SDN48が登場し会場を盛り上げた。3月23日発売の新曲「愛、チュセヨ」を、セクシーな真っ赤な衣装で初披露。「チュセヨ」は韓国語で「ください」の意味で、芹那(25)ら選抜メンバー12人は「皆さん、聴いてチュセヨ~」と声をそろえた。

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