伝統文化に憧れる米国 やっぱり強かった“英王室モノ”

[ 2011年2月28日 18:03 ]

 映画界最高の栄冠に輝いたのは、心の葛藤を乗り越えていく国王の人間ドラマだった。27日、第83回米アカデミー賞で4部門を受賞した「英国王のスピーチ」。4月にロイヤルウエディングを控え、英王室への関心もますます高まりそうだ。

 映画は、幼少期に負った心の傷が原因で吃音となったジョージ6世が、専門家の指導を受け、ナチスドイツとの開戦を国民に告げるスピーチを行うまでを描く。悩みを克服して国を導くリーダーの姿が共感を呼んだ。

 米国では、2007年にアカデミー主演女優賞を受賞した「クィーン」など、英王室を舞台にした映画への関心が高い。ことしはウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式も予定されている。

 ジョージ6世役で主演男優賞を受賞したコリン・ファースは、授賞式後に記者団から「結婚式に招待されるのでは?」と質問され、「招待状はもうないと思う」と答える場面もあった。

 映画評論家の森山京子さんは「建国からの歴史が浅い米国では、外国の伝統文化への敬意や憧れが強く、英王室ものは支持を集めやすい」と分析している。(共同)

続きを表示

「美脚」特集記事

「内田裕也」特集記事

2011年2月28日のニュース