オスカー受賞者 スピーチで不満爆発

[ 2011年2月28日 13:31 ]

 第83回米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞は27日、米国発の金融危機を描いた「インサイド・ジョブ」が受賞した。チャールズ・ファーガソン監督は受賞スピーチで、危機の契機となった米金融機関のトップに対する刑事責任追及が進んでいないとして、強い不満を表明した。

 監督は「申し訳ないが言わせてほしい。詐欺行為で引き起こされたひどい金融危機から3年が経過したが、刑務所に入れられた金融機関の幹部は一人もいない。間違っている」と訴えた。(共同)

続きを表示

2011年2月28日のニュース