大河脚本家 大野靖子さん死去

[ 2011年2月22日 06:00 ]

 脚本家の大野靖子さん(おおの・やすこ、本名靖=やす)が1月6日午前6時56分、卵巣がんのため千葉県君津市の自宅で死去。82歳。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は夫雅昭(まさあき)氏。

 故三好十郎氏らに師事。62年からテレビドラマの脚本を手掛け、時代劇から社会派ドラマまで幅広いジャンルで人気を集めた。73年「国盗り物語」でNHK大河ドラマの脚本を執筆。映画「居酒屋兆治」で日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞した。

 ◆「大野靖子さんが死去」の記事で「女性として初めてNHK大河ドラマの脚本を担当」とありましたが「女性として初めて」は誤りでした。共同通信の配信記事の誤りによるもので、おわびして訂正します。

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2011年2月22日のニュース