民事再生法申請の「シネカノン」が新会社

[ 2011年2月22日 06:00 ]

 約50億円の負債を抱えて昨年1月に民事再生法を申請した映画会社シネカノンがスポンサー企業の手で新会社「ジェイ・シネカノン」として生まれ変わることになった。

 新会社は資本金1000万円。母体は企業再生ビジネスなどを幅広く展開する「ジャック・グループ」(本社・東京都港区)で、21日に都内で設立発表会見を開いた。

 チョン・クァンジン社長(56)は「映像文化を通じて東アジアのメディアリーダーを目指す」と強調。具体的には映画製作のほか、「パッチギ!」「フラガール」など旧シネカノンから引き継いだ約70作品のコンテンツ活用、配信事業にも力を入れるという。

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2011年2月22日のニュース