負債はもっと多い マイケル・ジャクソン 死後の収入260億円

[ 2011年2月19日 11:14 ]

 2009年に急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの死後、ジャクソンさんの映画の興行やCDの販売などから得られた収入が3億1000万ドル(約260億円)に上ることが分かった。ロサンゼルス郡地裁に提出された資料を基に米メディアが18日、伝えた。

 晩年には人気に陰りが見られたものの、「ポップの帝王」と呼ばれたジャクソンさんへの関心が急死をきっかけに再び高まったことを反映しているようだ。ただ浪費が激しかったジャクソンさんが残した負債も4億ドル(約335億円)以上に上り、遺産管理人が今も整理を続けている。

 ジャクソンさんが急死した09年6月から昨年末までに、遺産管理人は1億5900万ドル(約133億2400万円)を支出。ジャクソンさんの葬儀・埋葬費用の他、家族がロサンゼルス近郊に家を買うのに使われた。

 ジャクソンさんは死後に新曲が発売されたほか、死去直前のリハーサル映像などをまとめた映画も世界中で上映された。(共同)

続きを表示

2011年2月19日のニュース