月給1万円のことも!KARAの3人 契約解除で提訴

[ 2011年2月14日 18:50 ]

 複数の韓国メディアによると、日本でも人気の韓流ガールズグループ「KARA」のメンバー5人のうち3人が14日、所属事務所との専属契約の無効を求める訴えを、ソウル中央地裁に起こした。

 3人は先月、所属事務所に専属契約解除を申し出たが、同月末に5人体制での活動を継続することで、事務所側と基本合意していた。最終的な合意に至らなかったことから訴訟に踏み切ったとみられ、グループは再び解散の危機を迎える可能性がある。

 訴訟の理由について、3人は正当な利益を受け取っていなかったことを挙げており、毎日経済(電子版)によると、毎月受け取っていた報酬は1人当たり14万ウォン(約1万円)ということもあったと主張している。

 訴訟について、所属事務所は「対応策を論議している」とコメント。韓国メディアは、同国内外のファンにとって「衝撃的」と報じた。聯合ニュースは、3人が「KARAの日本での活動は予定通り続ける」と発表したと伝えた。

 KARAは日本のドラマ「URAKARA」(テレビ東京)に主演しているが、一連のトラブルで収録が間に合わず、ダイジェスト版を放送するなどの影響が出ていた。

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2011年2月14日のニュース