つかこうへい劇団解散へ…7月に最終公演

[ 2011年2月13日 06:00 ]

 昨年7月に亡くなった劇作家のつかこうへいさん(享年62)が94年に旗揚げした「北区つかこうへい劇団」が一周忌を迎える7月に解散することになった。

 運営協力している北区文化振興財団と劇団が協議し、つかさん不在で活動を続けるのは困難と判断。5~7月のカウントダウン公演をもって活動を終了し、11年度の劇団員募集は行わない。

 つかさんが東京都北区と提携し、94年4月に結成。北区が場所の無料提供、講師料などを全面的にバックアップする日本初の地場劇団として活動した。

 芸能人では、第1期生の高田万由子(40)をはじめ、石原良純(49)、小西真奈美(32)、内田有紀(35)らが門下生。第8期生の内田は01年の「新・飛龍伝」に主演し話題を集めた。第11期生の黒木メイサ(22)は04年の「熱海殺人事件・平壌から来た女刑事」で主演に抜てきされてデビューし、女優としての道をつかさんが切り開いた。

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2011年2月13日のニュース