KARA5人そろって来日も「依然協議中」

[ 2011年2月4日 06:00 ]

5人そろって羽田空港に到着したKARAのメンバー。左からジヨン、スンヨン、ニコル、ギュリ、ハラ

 分裂騒動が起きている韓国ガールズグループ「KARA」が3日午前10時ごろ、韓国から羽田空港に5人全員そろって来日した。

 空港に集まった報道陣の問いかけには無言だったものの、公式ブログで「これからも5人で頑張っていきます」と報告。その言葉通り、事務所からの離脱を宣言した3人と残る2人は終始一団で行動。母親が騒動を主導したと報じられた脱退組のニコル(19)も、残留組のギュリ(22)と腕を組み、メンバー間にしこりはないようだ。

 メンバー5人は同じ車に乗り、羽田から都内のスタジオへ。主演するテレビ東京のドラマ「URAKARA」(金曜深夜0・12)の打ち合わせや衣装合わせをした。4日から収録に入る予定で、日本には1週間程度滞在し最低でも2話分収録する意向。ただ、今回の来日は日本で決定している仕事に穴をあけないための暫定的なもの。関係者は「離脱を宣言した3人と事務所との契約問題は依然協議中」としており、5人そろっての来日が騒動決着を意味するわけではない。

 ただ出発前、ソウルの金浦空港でギュリは「これからは失望させない。早くいい形で活動できるよう頑張りたい」と、グループ全体で解決を目指す姿勢をあらためて強調。日本のレコード会社関係者は「方向性としては3人が所属事務所に戻り、5人での活動再開を目指す」と話した。

 日本での今後の活動は既にドキュメンタリー番組などが決まっており、3月にテレビ朝日「ミュージックステーション」(金曜後8・00)に生出演する方向で調整中。日本での活動を再び軌道に乗せつつ、騒動の落としどころを探ることになりそうだ。

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