サブちゃん５０周年　着うたフル５０曲配信

　演歌歌手の北島三郎（７４）が２日から、歴代シングル５０曲の着うたフル配信を、着うた配信最大手「レコチョク」で順次開始する。

　昨年の大みそかに「ＮＨＫ紅白歌合戦」の歌唱曲「風雪ながれ旅」を配信し、着うたフル“デビュー”を果たした。今年は芸道５０周年を迎えたことから、これまで発表したシングル２３０作のうち、６３年から００年にかけて発表された５０曲を選び配信する運びとなった。

　第１弾は、６３年に発表した「銀座の庄助さん」、北島自身の主演でシリーズ映画にもなった６５年のヒット曲「兄弟仁義」、１５０万枚を売り上げミリオンセラーになった６５年「函館の女」など、初期の代表曲を中心に９曲。以降５月４日まで「与作」（７８年）、「まつり」（８４年）、「北の漁場」（８６年）など各時代のヒット曲を追加。４カ月にわたり５０曲を配信する。

　今年は座長を務める特別公演を主要４都市で行うほか、２７日に発売した「男の人生」を含めシングル４枚をリリース予定。さらなる新企画に「節目の５０年を新しいスタートにしてまだまだ走り続けます」と意気込んでいる。