寛平出迎えで熱気「ご飯がのどを通らない」 

[ 2011年1月21日 17:54 ]

 60センチの歩幅で地球上に4万1千キロ余りの軌跡を描いた61歳が喜びを爆発させた。「アースマラソン」で、タレント間寛平さんが21日夜、大阪市にゴール。世界の人々を笑わせ、がんと闘いながらやり遂げた旅のフィナーレをファンが祝福した。

 寛平さんは午後7時45分ごろ、大阪市中央区の大阪城音楽堂に到着。約3千人の観衆にもみくちゃにされながら、メッセージが書き込まれた何重ものゴールテープを体で受け止めた。ステージに上がり、「ありがとう。ただいま帰ってきました」と叫ぶと、総立ちのファンが拍手を贈った。

 寛平さんは疲れを見せず、「アメマー」とギャグを披露するなどして、出迎えたタレントらと喜びを分かち合った。

 寛平さんの妻光代さん(53)の知人という大阪府茨木市の満留照恵さん(62)は「インターネットで見て応援していた。今日はドキドキしてご飯がのどを通らなかった」と興奮。大阪城公園をランニングしていた会社員中川肇さん(46)は「あの年で頑張っているのはローリング・ストーンズのミック・ジャガーと寛平さんぐらい。励みになる」と偉業をたたえた。

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2011年1月21日のニュース