さかなクン “お手柄”を展示

[ 2011年1月14日 10:38 ]

 かつて秋田県の田沢湖にのみ生息し、山梨県の西湖で約70年ぶりに確認された淡水魚「クニマス」の標本の展示が14日、京都大総合博物館(京都市)で始まった。23日まで。

 展示されるのは以前に田沢湖で採取されたものと、今回西湖で見つかったものが9個体ずつ。西湖で生息が確認された経緯を説明するパネルもある。

 クニマスは環境省のレッドリストで「絶滅」種に指定されている。京都大の中坊徹次教授が昨年2月、タレントで東京海洋大客員准教授の「さかなクン」にイラストを依頼。さかなクンが参考にするため西湖のヒメマスを取り寄せたところ、クニマスが偶然含まれており、生息が確認された。

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2011年1月14日のニュース