ガリレオ・ガリレイ 未発表の名曲が映画化

[ 2011年1月10日 06:00 ]

映画「管制塔」で主演する橋本愛

 4人組バンド「ガリレオ・ガリレイ」の楽曲「管制塔」が同じタイトルで映画化される。

 放送中の「進研ゼミ高校講座」のCM曲「僕から君へ」が話題。「管制塔」はボーカル、ギターの尾崎雄貴(19)が初めて書いた曲で、インディーズ時代のCDのみに収録。今後の発売は未定ながら、映画では主題歌として使用される。

 曲の題材は故郷の北海道稚内市に立つ「百年記念塔」。街のどこからでも見える。やり場のない将来への期待と不安を、市民の生活を見守る塔にぶつける歌詞。映画は全編稚内市で撮影した。

 メガホンをとるのは、昨年、宮崎あおい(25)主演の青春音楽映画「ソラニン」を手がけた三木孝浩監督(36)。レコード会社勤務から転身した経歴を持つ。ライブで曲を聴き、ほれ込んで映像化を即決。「力ある音楽と物語が出合い、誰もがその年代に感じる思いを表現できた」と話す。

 山崎賢人(16)演じる少年駆(かける)が、孤独な転校少女瑞穂とバンドを結成しオーディションに挑む物語。瑞穂役は昨年のヒット映画「告白」のクラス委員役で注目を浴びた橋本愛(14)。今春劇場公開予定。

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2011年1月10日のニュース