小林旭、五木ひろし、島倉千代子らが「悲しい」

[ 2010年11月16日 06:00 ]

 【星野哲郎さん死去】▼服部克久氏(日本作曲家協会会長)日本人特有のツーカーというものを表現できた方。こういう歌詞を書かれる方はもう二度と現れないと思います。

 ▼船村徹氏(作曲家)人生の先輩として年下の私を何かにつけて見守り、ともに歩んできてくれた。ここのところ健康が優れないのは知ってはいたが、いざ「亡くなった」と聞かされると「まさか…」という気持ちで心に大きな穴があいたようなたまらない気持ちでいっぱいである。先に亡くなられた奥様のところへ行かれるのであろう。
 ▼湯川れい子さん(日本作詩家協会会長)4行で書ける詞は5行で書くな、5行で書ける詞は6行で書くなと教えられた。短い言葉で情景を伝えるのが上手でした。1日1作を心がけられ作詞家のかがみでした。
 ▼島倉千代子(歌手)一番最初に「思い出さん今日は」を提供いただいた際、古賀(政男)先生と星野先生と3人でお稽古をしていただいたことを覚えています。本当に悲しいです。
 ▼大月みやこ(歌手)私にとって、大、大、大の恩人です。「女の港」で大月の世界を作っていただき「儚(はかな)な川」で再びめぐり会い、これからもお世話になりたいと思っていただけに大変残念です。
 ▼島津亜矢(歌手)何の場面を思い浮かべても、胸が震えてしまいます。先生は私の一番の宝物。かけがえのない方です。ずっと先生と私は一緒です。
 ▼小林幸子(歌手)不遇なころ銀座などで歌っていた私を陰から見ていてくださり「いつか、この子に歌を作ってあげよう」との思いから完成した曲が「雪椿」です。これからもこの曲を大切に歌い継いでいきたい。
 ▼小林旭(俳優、歌手)小林旭の昭和の時代は星野さんで歌ってきたような気がする。歌の世界、戦後の歌謡界の黄金期をつくり出した人である。
 ▼五木ひろし(歌手)多くの作品を書いていただきましたが、先生の心を大切にこれからも歌っていきたいと思います。
 ▼細川たかし(歌手)昭和を代表する偉大な作詞家を亡くし、本当に残念で悲しい気持ちでいっぱいです。昭和のあかりが消えてしまったと痛感して言葉が見つかりません。
 ▼鳥羽一郎(歌手)今年の正月にご自宅にお伺いし、とても元気な姿を拝見していただけに、まさかという気持ちでいっぱいです。
 ▼加藤和也(美空ひばりさんの長男)母の晩年の代表曲「みだれ髪」や「哀愁出船」など大事な楽曲をいただき大変感謝しております。私自身も小さい頃、優しく接していただきました。

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2010年11月16日のニュース