櫻井翔 自信の役作りも…宮崎あおい「お母さん」

[ 2010年10月29日 06:00 ]

 「嵐」の櫻井翔(28)と宮崎あおい(24)が夫婦役を演じる映画「神様のカルテ」(来年公開、監督深川栄洋)がこのほど、長野県松本市でクランクアップした。

 地域医療に従事する若い内科医がさまざまな患者と触れ合う中で、成長していく姿を描いた物語。雨の中、2人がベンチに座り会話する最後のシーンの撮影は深夜に及んだ。終了後、スタッフから花束を贈られた櫻井は、9月上旬からの撮影を振り返り「悩みに悩んだ、悩み続けた1カ月半でした。何度も何度も皆さんに、たくさん助けていただきました」と話して涙。「生死にかかわる役で、ずっと悲しみを背負ったような感覚だった。それを助けてくれた監督や共演者の皆さんへの感謝があふれました」と思いを説明した。
 劇中では強いウエーブのかかったパーマ姿を披露。服装や髪形に無頓着な性格を表現し、自身のイメージを消すため、主人公を天然パーマの設定にすることを自ら監督に提案。計35回に及んだ撮影の度、コテで髪を巻いて役作りし、終わると元に戻していたという。
 パーマ姿の感想を聞かれると「お気に入りです」と自信満々だったが、宮崎からは「ずっと、“お母さん”と呼んでました。初めてパーマをかけて来た時、パジャマとカーディガン姿に紙袋を持っていて、まさにお母さんだった」と明かされ、苦笑していた。

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2010年10月29日のニュース