紀信氏 誰も見たことのないAKB激写

[ 2010年10月9日 06:00 ]

 写真家の篠山紀信氏(69)が、AKB48の選抜メンバー6人と新ユニット「Team KISHIN From AKB48」を結成した。10日発売の「窓からスカイツリーが見える」(小学館)のためにコラボレートした異色の“写真集ユニット”だ。

 メンバーは作品のコンセプトに合わせて総合プロデューサーの秋元康氏(54)と篠山氏が選んだ。チームAから倉持明日香(21)と前田亜美(15)、チーム研究生から大場美奈(18)、島田晴香(17)、竹内美宥(14)、森杏奈(16)の4人が大抜てきされた。

 記録的な猛暑に見舞われた今夏。建設中のスカイツリーが見える街に住む少女たちのひと夏の物語を写真でつづる内容。6人を「活発な少女」(島田と森)、「美しい姉妹」(倉持と前田)、「和服の似合う少女と少年のような少女」(大場と竹内)の3組に分け、それぞれストーリーが展開。衝撃的なラストが待っている。

 篠山氏は「AKBといえば“元気はつらつ”が代名詞だが、今回は誰も見たことのないAKBを表現した。多感な少女たちが抱いている不安や不条理、そんな心の負の部分を感じてほしい」と力説。秋元氏も「僕はこの写真集の中にAKB48の未来があるような気がした」とコメントし、Team KISHINに期待を込めた。

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2010年10月9日のニュース