押尾被告の求刑6年に専門家は「もっと重くてもいいと思う」

[ 2010年9月15日 08:05 ]

 保護責任者遺棄致死罪などに問われた元俳優押尾学被告(32)に対する検察側の懲役6年という求刑に、東京地検元公安部長若狭勝弁護士は「求刑6年は軽い。最高裁判例の時とは時代が違って被害者のことが考えられているので、もっと重くてもいいと思う」とした。

 今回は裁判員裁判で公判が進められたが「一般市民の感覚が重視されて、求刑通りの判決が出るのではないか」とした上で「保護責任者遺棄致死罪のうち“致死”が認められず、保護責任者遺棄罪になる可能性もある。その場合、3月から5年以上の量刑だが、限りなく致死に近い遺棄と判断されて最高刑が下るとも考えられる」と予想した。

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2010年9月15日のニュース