トリノ王立歌劇場来日公演

[ 2010年8月6日 06:00 ]

 7月末から今月初めにかけて行われたトリノ王立歌劇場の初の来日公演が大きな話題を呼んだ。演目はプッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」とヴェルディの歌劇「椿姫」の2作品だったが、イタリア・オペラ本来の楽しみを再確認させてくれるような歌心にあふれ、ドラマティックな盛り上がりを見せるステージに、専門家はもとより多くのオペラ・ファンからも絶賛の嵐が巻き起こったからだ。「涙が止まらなかった」「もう1度観たい」などの賛辞とともに幕を閉じた日本ツアー。その初日(7月23日、東京文化会館)、「椿姫」を鑑賞した小谷和美さんの公演リポートです。

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2010年8月6日のニュース