[ 2010年7月11日 06:00 ]

PMFアーティスティック・アドバイザーも務めるウィーン・フィル首席クラリネット奏者ペーター・シュミードル ※写真はすべてPMF組織委員会提供

 もちろん名物となったウィーン・フィルやベルリン・フィルなど名門オケの首席クラスによる指導やコンサートも複数のプログラムが組まれている。ウィーン・フィルからは音楽祭全体のアーティスティック・アドバイザーも兼ねる首席クラリネット奏者のペーター・シュミードル、前コンサートマスターのヴェルナー・ヒンク、チェロのフォアシュピーラー、フリッツ・ドレシャルらが参加。さらにルイジと関係の深いシュターツカペレ・ドレスデンやウィーン交響楽団、メトロポリタン歌劇場管弦楽団からも多くの名手たちが“教授陣”に名前を連ねているなど、一流の音楽家による手厚い指導態勢も、創設者の遺志を受け継ぐ、この音楽祭ならではのものといえよう。

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2010年7月11日のニュース