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[ 2010年5月29日 06:00 ]

前衛画家を彷彿とさせるカンブルランの指揮

【読売日本交響楽団 シルヴァン・カンブルラン第9代常任指揮者就任披露演奏会】

 最後は5月1日、サントリーホールで行われたフランスの指揮者シルヴァン・カンブルランが読売日本交響楽団の常任指揮者に就任したことをお披露目する特別公演です。曲目はバルトークの「二つの映像」、モーツァルトの交響曲第41番ハ長調「ジュピター」、ストラヴィンスキーの舞踊音楽「春の祭典」です。カンブルランは1981年~91年ブリュッセルのベルギー王立モネ劇場の音楽監督、93年~97年までフランクフルトか劇場の音楽総監督を務めたという実力者。特に前衛的なプログラムに次々とチャレンジするパリ・オペラ座との関係は深く、主要な指揮者として多くの公演を指揮しています。

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2010年5月29日のニュース