夜桜演歌まつりに山川豊、氷川きよしら豪華競演

[ 2010年4月15日 21:19 ]

出演者全員で鏡割りをする出演者たち

 東京23区を23年かけて回る演歌の一大イベントで、今年で11回目を迎える「第11回長良グループ 夜桜演歌まつり」が15日昼夜2回、東京・江戸川区の江戸川区総合文化センターで開かれた。

 今回は、山川豊(51)をはじめ、田川寿美(34)、水森かおり(36)、氷川きよし(32)、森川つくし(20)、藤野とし恵(63)、椎名佐千子(27)、それにスペシャルゲストとして、アニソン歌手・ささきいさお(67)、演歌歌手・三船和子(62)、ヒップフォークデュオのビリケン=ビリーみやの(29)、オクダケン(31)=の全10組が出演。

 約1500席の会場は、昼夜ともに満席で、氷川は「『夜桜演歌まつり』はデビューの年から毎年出させていただいていますが、毎年すてきな思い出の1ページが増えていきます。今年も皆さんとすてきな思い出の1ページを作っていただけるように真心こめて歌わせていただきますので、最後までお付き合いのほどよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつ。

 森川は「母ゆずり」、水森は「松島紀行」、田川は「北の港駅」、氷川は「三味線旅がらす」、山川は「霧雨のシアトル」、藤野は「男どき女どき」、椎名は「紅い寒ぼたん」、ささきは「風の会話」、三船は「春告げ鳥」、ビリケンは「あの素晴らしい愛をもう一度」、それに同イベントのテーマ曲でもある山川のオリジナル曲「夜桜」を全員で歌うなど全22曲のプログラムで最後までファンを楽しませた。

 また、恒例のプレゼントコーナーでは、氷川はサングラス、水森はストール、山川はニットのセーターなどそれぞれの歌手の愛用の品を抽選に当った人たちに贈った。

 今年も最後まで大盛況に終わり、山川は「東京23区を1年に1回まわり、あと12回ありますが、毎年楽しみにしています。50歳を突破するといろんなことを考えますし、あと何回できるかわかりませんが、これを目標にすればまだまだ頑張れますよ」とジョークもまじえて話していた。

 「夜桜演歌まつり」は、毎年、桜の季節に合わせて、日本の国花「桜」を演歌に見立ててと銘打ってスタートした演歌まつりで、これまでに北区を皮切りに、台東区、新宿区、千代田区、江東区、渋谷区、中野区、港区、文京区、品川区と回り、今回が11カ所目。またこの『夜桜演歌まつり』では、入場料の一部を江戸川区社会福祉協議会に寄付している。

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