山田洋次作品「おとうと」ベルリン国際映画祭へ

[ 2010年1月20日 06:00 ]

 山田洋次監督(78)の最新作「おとうと」が、2月11日から同21日まで開催される第60回ベルリン国際映画祭を締めくくるクロージング作品に決まった。松竹映画が19日に発表したもので、特別招待作品として現地時間の同20日に上映される。

 作品は吉永小百合(64)と笑福亭鶴瓶(58)演じる“姉弟”を通し、家族の絆(きずな)をあらためて現代に問いかける感動作。日本では今月30日に初日を迎える。
 山田監督と吉永にとっては一昨年の「母べえ」以来、2年ぶりのベルリン。通算6度目の参加となる山田監督は「日本映画がクロージング・フィルムに選ばれるのは大変に珍しいと聞いています。とても名誉に思っています」とコメントした。

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2010年1月20日のニュース